あまりお世話にはなりたくはなく救急車ですが、2014年の救急出動件数は598万件と過去最多を記録したそうで、10年前に比べ約2割も増えたのだそうです。
そのうち「重症」であった割合は8.9%で、初診医師が入院の必要なしと判断した「軽症」が49.9%と、ほぼ半数を占めたのだそうです。 これはちょっと酷いですよね。
そんなこともあってか、巷では救急車の有料化も議論されているそうです。
現在のところ地方自治体が救急車の費用を負担しているので、利用した人には、一部を除いて一切お金がかかることはありませんが、実は救急車が1回出動するのに、およそ45,000円もかかっているのだとか。
そりゃ、有料化も検討されますよね。
中には、タクシー代わりに救急車を呼ぶなんていうモンスターペイシェントもいるようですから、有料化への道も致し方ないのかも知れません。
ちなみに、以下のような理由によって呼び出しを喰らったこともあるようですよ。
- 蚊に刺されてかゆい
- 海水浴に行って、日焼けした足がヒリヒリする
- 紙で指先を切った。血は止まっているが・・・
- 病院でもらった薬がなくなった
- 今日入院予定日だから、病院に行きたい
- ヘルパーを呼んだが来てくれなかったので、代わりに救急車を呼んだ
- 病院で長く待つのが面倒なので、救急車を呼んだ
ちょっと考えづらいような内容ですよね。
さて、本題なのですが、人が一生のうちに救急車のお世話になる確率は4.5%なのだそうです。 思ったよりも高い数字で驚いているのですが、まぁ、先のモンスターや軽症レベルのものも含まれているようですから、本当に必要としている場合の確率はもっと低くなるのでしょうね。