最初に現実的ではない大きな要求をし、断られたら、それよりも小さな要求を提示する方法。
相手に頼み事を引き受けて欲しい時に使うといい方法のようです。
具体的には、ある資料を作成して欲しい時に「明日までに資料を作成してくれない?」などと頼み、相手が難色を示しているのであれば「それじゃ5日ではできないかな?」などと要求のハードルを下げて提示します。
そうすると、相手は「明日」というどんでもない期日から「5日」という資料作成のための余裕ある期日に対して「それならできそうだ」というように感じる上、相手も譲歩してくれたのだから、自分も譲歩しなければなという心理が働くのだそうです。
ビジネスにおけるちょっとしたテクニックのようですが、ちょっとブラックな印象を受けなくでもないですが、まぁ、ブラックであれば「明日」までにやらされるか・・・。
それはさておき、人に頼み事をする時って、相手の都合もあることですから、頭ごなしに命令するのはよくありません。
たとえ、上司部下の間柄であったとしても、お願いごとをするときには、言い方というものがあります。 頼んだ相手に、気持ちよく引き受けてもらうためには、頼む側にも配慮が必要です。
そうすることにより、仕上がりが違ってきますから、そこのところは充分気をつけたいですね。