yakuproplus’s blog

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ATPツアーファイナルズ、2年ぶり4強へ

本日、というか明日の朝5時から、ATPツアーファイナルズ、錦織圭選手VSマリン・チリッチ選手の試合が開始されますね!

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この試合、2年ぶりにツアーファイナルズ準決勝に進むためには、ぜがひにも勝ちたいところではありますが、実はこの前に行われる、アンディ・マレー選手VSスタン・ワウリンカ選手の結果次第では、錦織選手が負けたとしても、準決勝に上がることができるんですよね。

というのも、現在のところ、このグループ・ジョン・マッケンローの対戦成績は以下のようになっていて、

  • マレー・・・・(2勝)
  • ワウリンカ・・(1勝1敗)
  • 錦織・・・・・(1勝1敗)
  • チリッチ・・・(0勝)

なんと3人にリーグ突破の可能性があるんです。

もしマレー選手とチリッチ選手が勝った場合、ワウリンカ選手と錦織選手は負けということになりますので、ともに1勝2敗となり勝敗が並ぶことになります。

しかし、この場合、直接対決で、錦織選手はワウリンカ選手に勝っていますから、自動的に準決勝に進むことができます。

一番ややこしいのは、ワウリンカ選手と錦織選手が勝った場合。 とはいえ、この場合、マレー、ワウリンカ、錦織の3選手が2勝1敗となるとはいえ、順位決定の方法としてセット獲得率の高い人が優先ということになっているので、惜敗したとは言え、マレー選手から1セットとっている錦織選手には有利で、1位通過なんてこともありえます。

ただし、危険なのは、ワウリンカ選手が勝ち、錦織選手が負けた場合で、こうなってしまうと残念ながらリーグ戦での敗退が決まります。

とにかく錦織選手がチリッチ選手に勝つことが、何も考えなくて済むので一番いいのですが、なにせここのところ、チリッチ選手には2連敗中ですし、流石にチリッチ選手も全敗でファイナルズを終えたくないでしょうから、かなり本気で挑んでくるでしょう。

他力本願でマレー選手が、ワウリンカ選手を撃破してくれるといいのですが、ここ1番というところで、ワウリンカ選手は恐ろしく強くなるんですよね。

なにせ、ワウリンカ選手はグランドスラム決勝に進出すると無敗というほど大舞台に強い選手ですから、マレー選手も安泰とは言い切れないんですよね。

まぁ、弱気なことを言っても仕方ありませんので、ここは全力で錦織選手を応援しましょう!

ツアーファイナルズ、初戦完勝!

昨日14日に行われたATPツアーファイナルズ予選、ラウンドロビンジョン・マッケンロー・グループの初戦は、錦織圭選手が世界ランキング3位のスタン・ワウリンカ選手を、セットカウント6-2、6-3のストレートで、見事に全米オープン準決勝の借りを返しましたね。

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ファーストサービスの確率が46%とかなり悪かったのですが、素早いアグレッシブで多彩な攻撃が見事に決まっていて、よほど調子が良さそうですね。

しかしながら、いいプレーができていたとはいえ、どうも昨日のワウリンカは本調子ではなかったように見えましたし、膝の影響からか、あの恐ろしく鋭いバックハンドがいまひとつナリを潜めていましたね。

好調時のワウリンカを今回のような圧勝で倒していれば世界3位もすぐ手に届くとは思いますが、昨日はどうもワウリンカの不調とサーフェスの相性による完勝だったようにも思え、まだまだ安心して世界ランキング3位を取れるというには早すぎるように思います。

とはいえ、ジョコビッチやマレーのようなベースラインでディフェンスしながらのカウンタースタイルや、ラオニッチのようなビックサーバー(チリッチ、ワウリンカもビックサーバー寄りですが・・・)とは異なり、錦織選手のプレーは観ていて楽しいですよね。

フェデラー不在の今大会は、やはり錦織選手の活躍がなければ、さらなるテニスの人気向上は難しいのではないでしょうかね??

さて本日は、イワン・レンドル・グループのモンフィスVSティエム、ジョコビッチVSラオニッチの試合が行われます。

見所はなんといっても、ジョコビッチVSラオニッチですよね。 まだまだジュコビッチが本調子ではないので、このラオニッチ戦はまさにどちらがグループ1位通過するのかを決する試合といってもいいでしょう。

そして、明日16日には、ジョン・マッケンロー・グループの頂上決戦ともいうべき、錦織圭VSアンディ・マレーの試合があります。

マレーは、錦織選手に2連敗はしたくないでしょうし、錦織選手もここで決勝トーナメント進出を決めておきたいですよね。

なにせ次の対戦相手はチリッチ選手ですし、錦織選手はどうもチリッチ選手とは相性があまりよくなく、7勝5敗と勝ち越しているとはいえ、2015年の全米オープンでは敗れていますし、近2試合も錦織選手の棄権と決勝で敗れるということになっていますから、格上のマレー選手との試合で勝ておいて、チリッチ戦を迎えたほうが楽だと思います。

最悪パターンとして、チリッチ選手がワウリンカ選手に勝ち、錦織選手と決勝トーナメント進出をかけた試合を行うなんてことも考えられますからね。

まぁ、とにもかくにもマレー戦、いまからワクワクしています。

ブラジルが5連勝

ワールドカップ南米予選、注目のブラジル対アルゼンチンは、ホームのブラジルがアルゼンチンを3-0で下し、グループ首位を守りましたね。 負けてしまったアルゼンチンは、依然、ワールドカップ出場圏外の6位となっています。 f:id:yakuproplus:20161111142536j:plainGetty Images

2016年6月14日にブラジル代表監督ドゥンガが解任され、後任であるアデノール・レオナルド・バッチ監督がブラジル代表を率いてからは、5連勝とかつての強さを取り戻してきたかのようですね。

やはり、マルセロとダニオアウベスが揃うと、かなり強力ですよね。

さて、気になるのは、アルゼンチンのほうなのですが、これで4戦勝ちなしとなっており、こちらのほうが深刻な状態ですね。

メッシ、イグアイン、ディマリア、マスチェラーノという豪華な布陣を持ってしても、ワールドカップに出れないかもしれないという状況なのですから、各国のサッカーレベルが均衡してきたのでしょうかね?

コパ・アメリカで連覇を達成したチリも5位に低迷していますし、ワールドカップ・アジア最終予選で日本も危ない状況に陥っています。

ひょっとすると、2018年のワールドカップの出場国は、これまでのような国が当然のごとく出場できなくなるという、新しい時代へと突入していくのかも知れませんね。