「言論の自由を約束する」としてほとんどモデレーションしないことで知られるSNSサービス「Parler」のモバイルアプリが、AppleとGoogleのアプリストアからそれぞれ削除されたのだそうです。
どうやらWebアプリからもログインできない状態になっているようで、これだけ聞くとAppleもGoogleも言論の自由をないがしろにして、規制するのか!!!と思いきや、どうやら削除される前に、Parler上ではアメリカ新大統領就任式前に議事堂を再度襲撃する、などの投稿が表示されていたのだそうで、これじゃ、言論の自由だのと偉そうなことは言えませんよね・・・。
しかも、いきなり削除されたというわけでもなく、AppleはParlerに対し、不快なコンテンツについての苦情を受けたため、モデレーションを改善するよう要求し、24時間の猶予を与えていたのだそうで、GoogleもAppleの数時間後に同様の最後通告を送っていたのだとか。
そして、Parlerがそれに応じなかったため、両社はアプリを削除したようですけど、言論の自由の意味をはき違えているParler側には大きな問題がありますよね。
犯罪や暴力に関することを放置して、なにが言論の自由なのでしょうね?